米でどぶろくを醸し始めたのはいつの頃だろう・・・

確実に、農薬や化学肥料はなく、

腰を曲げて苗を植え、腰を曲げて草を取り、腰を曲げて稲を刈り、天日で干す

米粒になるまでの労力は計り知れない

その米で、酒を醸す

確実に、添加物や酵母菌などなく、

自然に発酵する術を、試行錯誤の中で見出していたはずだ

そしてそれは、体にも地球にも優しく、米本来の味と、様々な菌が、生きた酒だったはずである

私たちの目指すものは、

遥か昔につくられていた酒をつくること

老若男女の唄声と笑い声が響き合い

祝福に満たされた世界を目指して

 ~米づくりから、醸造まで、全てを自分たちが手がけることへのこだわり~

【赤ひばり】 

                                  ~AWA・アヴァンに使用~

長野県在来品種。元々は、千葉県神崎町にある自然酒蔵「寺田本家」で、その昔育てられていたお米。酒蔵の近隣にある博物館で、昔のお米として種籾保管されていたものを復活させたのが由来。その来歴をジーンバンクで調べたところ【赤ひばり】であることが判明した。自身が蔵人として働いていた際、長野での新規就農を機に、一握りの種籾を譲っていただき故郷帰りを果たした。以来、10年間種取を続けて、現在では何枚もの田んぼで栽培できるようになった。国内外での栽培は弊社が唯一無二であり、 どぶろく原料においてフラッグシップとなるお米である。

【亀ノ尾】

                                    ~カムナガラに使用~

明治三大品種の一つと言われており、「西の朝日・東の亀ノ尾」と言われるほど東日本では多く栽培されていた。【コシヒカリ】【ひとめぼれ】【あきたこまち】等。酒米では【美山錦】【五百万石】【たかね錦】など、亀ノ尾の血を引く品種は多い。いわば、現代のお米におけるキングオブルーツである。

【はたはったん】

                                  ~ぼく、たいように使用~

自然農法センターの自然農法水田で、10年以上前に自然交雑した自生株の中から、コシヒカリより穂が大きく草丈の高い系統を、無肥料栽培条件で選抜されたお米。

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